あの人の夢を見た。
 
目を閉じると、いつも貴方が現れる。
 
もう、現実かそうでないか、区別出来ないくらいに、何度も同じ夢を見た。
 
 
 
ある時は、微笑みかけてくれて。
 
ある時は、俺の涙を拭いてくれたりする。
 
 
 
でも、それはすべて自分の想像にすぎない。
 
あの人に触れたくて、触れたくて。
 
 
・・・・・・・夢ノ中デサエ、手ガ届カナイノニ?


貴方の後ろ姿を見つめながら、いつも振り返る姿を想像する。
 
儚い願いを込めて、いつも眺めて、いつも眺めて。
 
この思いだけは、誰にも負けない自信がある。
 
 
どうせ知り合うのなら、貴方の温もりをこの手で感じたい。
 
体全体で感じたい。
 
俺の欲望は、次から次へとあふれ出すばかりで、止まるところを見せない。
 
 
いつかきっと・・・


と、夜空の星に向かって、そっと呟いてみた―――










星とか、空とか好きですv
何か、自分の好きなモノを登場させたいなぁ。という気持ちで
今回は星を出してみました。
シリアスなカカイル、大好きだぁ!(しつこい)