俺の右眼は、あの人の姿を追う。
俺の左眼は、俺自身を追う。
「もし、この目を失えば、俺はどこであの人を感じればいい」
心と心で通じ合い、眼と眼で合図を交わす。
あの人の右眼が、俺を見つめる。
あの人の左眼が、俺を誘う。
お互いの視線が絡み合い、それぞれの意味を持ち、落ちてゆく。
そうして、最終的には同じトコロに行き着く。
その瞳で、俺以外のヤツを見つめないで。
言葉もなく、ただ視線だけで俺はあの人に魅せられる。
今日も、俺はその光を追って、歩いていく。
どこまでも続く永遠の闇よ。
お願いだから、そこで立ち止まって。
これ以上、近寄らないで。
俺の唯一の光を、消さないでくれ―――
カカシの事が、最近凄く好きです。
だから、カカシ視点で今回も書いてみました。
決して、イジメテル訳じゃないのです〜(汗)
写輪眼って、いいね・・・ウフv(きもっ)